タテ割れシートとヨコ割れシートとは
タテ割れシートとヨコ割れシートの違い
一般的な自動車のシートは柄や材質の違う生地などを縫い合わせて縫製しグレードによってデザインが異なります。
TC-STYLEでは、縫い目が横になっているシートを「ヨコ割れシート」、縦になっているシートを「タテ割れシート」と呼んでいます。内部取り付けを検討している場合は必ず現車をご確認ください。
縫い目の裏側には、「針金」が通っていてウレタン側にある針金とCリングで固定されています。
内部取り付けの場合、シート生地とウレタンの間にヒーターパットを入れて固定するには、ヒーターパットに穴を開けて貫通させる必要があります。縦方向か横方向に縫われているかの違いで、取り付けできるヒーターパットが異なってきます。ウルトラエアーパットならば「縦」でも「横」でも「縦+横」でも使用可能です。
ヒーターパットから選ぶ
■スタンダードメッシュパット(ヨコ割れ専用)
熱線を格子状に配置しているのでヒーターパット自体に穴開けは可能ですが、開けた穴の付近は断線しますので温まらなくなります。また、縦方向への穴開けはできません。
■ウルトラエアーパット(タテ・ヨコ割れ兼用)
ヒーターパット自体に楕円形の穴を設けているので、この穴を利用してシート生地裏の針金とウレタン側の針金を固定できます。タテ割れ・ヨコ割れシートのどちらでもお取り付け可能です。
■ハイパーエアーパット(タテ割れ専用)
ヒーターパット自体に縦方向へ長方形の穴を設けているので、タテ割れシートに対応します。
■スーパーマルチパット(タテ割れ専用)
ヒーターパット自体にスリットを設けてあり上部のみ繋がっています。タテ割れシートに対応します。また、横方向への穴開けも可能です。